二本栗キャンプ村に初めて行ったのは、週末の10月末でした。思ったより人が少なく、密接感はなかったので、とてもリラックスできました。アクセス方法についても、まんのう塩入側よりも東みよし町のほうから行くのがわかりやすく、道路もそれほど難しくありませんでした。特に12月からR32の猪ノ鼻峠が新ルートになるので、来年はそちらを通るとさらに快適になるかもしれません。ただ、年内は11月末までの営業なので、防寒対策は必須です。キャンプサイト自体は整備されていて、粘土質の土でも水はけが良くてフラットで、特に注意する点はなかったです。ただ、グランドシートは持参したほうがいいかもしれません。特に太い幹の木の輪切りが置いてあり、薪割りやちょっとしたテーブルに重宝しました。携帯の電波はauが4Gで安定して入るのもポイントです。
トイレは水洗洋式で清潔で、管理人さんもとても親切でした。初めての利用でサイトをいくつか案内してもらい、場所を決めました。特にこだわりがあるわけではないので、早い者勝ちという感じでした。お風呂は香川側の環の湯がおすすめで、食材は池田や琴平で手に入れるのがいいと聞きました。薪は現地で300円で買えるし、焚き付け用の端材は無料で手に入るので、予算を節約できます。管理人さんからは、このキャンプ場は他とは違う楽しみ方があると教えてもらい、山奥の雰囲気が気に入りました。
香川から母子キャンプで行ったときは、道のりは少しドキドキしましたが、徳島から行くほうが安心感がありました。途中の看板に従うと迷わないし、ナビに頼らずに進めるので便利です。車のサイズによっては道が狭く感じますが、ジムニーやロッキークラスなら問題なくアクセスできます。サイトは広いところで4m×4mのタープがギリギリ広げられる感じで、初心者でも焦らず設営できるのでおすすめです。薪の価格はザル1杯で600円で、サイト費2300円と管理費300円の合計2600円はリーズナブルです。
林間キャンプ場ですが、一部のサイトは景観が良く、ハンモックを試してみたときはとても気持ちよかったです。ただし、日中は暑く、夜は寒くて上着が必要でした。虫対策も重要で、蚊やムカデがいたという話も聞きました。シャワーは100円で4分、薪は400円で買えるので、手軽に利用できます。道中はガラや枝が落ちているので、パンクに注意が必要です。敷地内は未舗装路で急勾配なので、車高が低い車は底を擦る可能性があるとのアドバイスもありました。
初めてソロキャンプで利用したときは、除草剤を使わず人の手で整備されているところに感動しました。林間サイトは管理人さんが丁寧に手入れしていて、サイトのギボウシや間伐された杉の幹が雰囲気を演出していました。特に人気のサイトはトトロの世界のような雰囲気で、自然に囲まれた空間がとても心地よかったです。ただし、人気のサイトは狭いので、グルキャンなら乗り合わせでテントを設置する必要があります。他のサイトは広くてグルキャンにも対応可能で、背の高い杉の木が圧巻です。道中はラスト300メートルが狭いですが、RAV4でも通れたので、大抵の車は問題ないと思います。ゴミは管理人さんに確認して捨てるようにしてください。朝の霧が立ち込めるサイトは神々しく、紅葉の時期にもまた訪れたいと思っています。