だるま山高原キャンプ場に初めて訪れたのは、夏休みの初日。都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた空間に心がリセットされた。富士山の眺めが良いと聞いていたが、実際に訪れるとその広がりに驚かされる。特に夕方の空は赤く染まり、山々がまるで絵画のように広がる。ただ、少し時間がかかるが、山の上から見る富士山の姿は、一生の思い出になるだろう。キャンプ場のサイトはアスファルトで整備されており、バイクでも安心してアクセスできる。ただし、コンビニやスーパーは近くにないため、事前に食料や飲み物を用意しておく必要がある。これは初心者には少しハードだが、慣れれば問題ない。周囲は静かで、夜は鹿の鳴き声と星空が楽しめる。ただし、トイレが遠いという点は注意が必要。夜中に使う際は懐中電灯を持参するのがおすすめだ。管理棟にはコインシャワーもあり、清潔感がある。また、オートサイトには電源が2つあるが、延長コードは持参したほうが良い。利用者のマナーも良く、平日でも静かに過ごせた。ただし、チェックアウトの際、スタッフの態度に不安を感じた人もいるようで、その点は気をつけるべきだろう。子供連れの家族にもおすすめで、自然の中で遊べる場所が豊富だ。また、ゆるキャン△の聖地として人気があるようで、イベントの際に訪れる人も多い。キャンプ場の周辺には、山頂への登山道もあり、朝の散歩に最適。ただし、早朝は車の移動がうるさいため、前日に駐車場に移動しておくのが吉。サイトの選定も重要で、富士山が見える16、18、19番地が人気だが、木陰を求めるなら18番地がおすすめだ。総合的に見ると、リピートする価値のあるキャンプ場。自然に囲まれた空間で、家族や友人と過ごすには最適な場所だ。