静岡市にあるオートキャンプ場に久しぶりに訪れた。場所は自然に囲まれていて、周囲には川が流れていて、静かな時間を過ごすのに最適だ。サイトは広めで、ソロやファミリー用のスペースが分かれている。特に私が気に入ったのはテントサウナの存在。通常のサウナとは違い、テント内で火を起こして温度を調整するスタイルで、焚き火の雰囲気とサウナの効能が同時に楽しめる。ただし、土の床なのでサンダルがあると便利で、2人で使うのがちょうど良いと感じた。サウナのストーブは自分で火を入れる必要があるが、温度管理が自由にできるので、自分に合った状態に調整できる。新しく設置されたサウナは川に近い場所にあり、夏の時期にはとても気持ちが良さそうだ。ただ、水風呂は広さにやや物足りなさを感じた。水は冷たいが、川のせせらぎを聞きながら入るのには向いている。薪は袋で販売されていて、割る機械も用意されているので、火を起こす準備は万端。ただし、近くにコンビニやスーパーが少ないため、事前に買い出しを済ませておくのがおすすめ。キャンプ場の隣には静鉄ストアがあり、食材や飲み物を買うには十分な品揃えだ。春先の時期は夜間の気温が下がるため、防寒対策が必要。また、キャンプ用品のレンタルもあって、手ぶらで来ても大丈夫な点も嬉しい。スタッフの対応も丁寧で、安心して過ごせた。特に印象的だったのは、キャンプ場に近い場所でニワトリが鳴いている音が聞こえてきたこと。自然の音に包まれながらのキャンプは、心地よいものだった。ただ、道は狭く、最後の200メートルはすれ違いが難しいため、運転には注意が必要。でも、その分静かな道を進むのが自然の魅力だ。桜の季節には川沿いの桜が咲き誇り、花見キャンプもできるらしい。五右衛門風呂があればさらに満点だが、今の状態でも十分に楽しめる場所だと思う。特に広いサイトは、家族やグループで利用するには最適で、子供たちも川で遊べる。ただし、川の流れが速く、深い場所もあるため、小さな子供を連れている場合は注意が必要。キャンプ場の近くには高架道路も見えるので、都会と自然のバランスが取れている。夜は星空が綺麗で、都会の喧騒から離れられる。また、静岡麦酒や紅茶の販売もあり、リラックスしながら楽しめる。この場所は、自然を楽しめるだけでなく、キャンプの基本的な設備も整っており、初心者から上級者まで楽しめる。特にテントサウナや川の音が心地よいので、また訪れたい場所の一つだ。今後も季節ごとに訪れたいと思う。