横浜町にあるキャンプ場は、海の見える高台に位置していて、自然と都会のちょうど中間地点に存在する不思議な場所だ。最初は大間崎のテントサイトを検討したけど、観光客で溢れる場所ではキャンプの雰囲気が出ないと思っていたから、こちらを選んだのは正解だった。土曜日だったけど、先客はたった一組で、広いスペースを自由に使えるのは本当にありがたい。受付はトラベルプラザ・サンシャインの右側の売店で、500円を払うと燃えるごみの袋がもらえる。この辺りの特徴は、キャンプ場のすぐ近くにコンビニや食堂があること。ホタテが有名な地元の物産店で新鮮な帆立を買って、炭火で焼くと最高に美味しい。夜はローソンが24時間営業しているから、夜中の食事や飲み物も安心だ。ただ、トイレはドライブインの正面にあるローソンの後ろで、夜は明るくないからハンドライトは必須だ。道が暗いし、崖の横を通るから、ライトを忘れずに持って行くべきだ。また、国道279号が近くにあるので、夜中のトラックの音が多少聞こえるけど、キャンプ場の裏側に来るのは少ないので、あまり気にならない。管理人さんも親切で、風の強い日はキャンプを諦めるようアドバイスしてくれたり、帆立の焼き方を教えてくれたりした。本当に気遣ってくれる人がいて、キャンプの雰囲気が良くなった。朝は静かで、海の向こうに下北半島の山々が見える。夕方には空が赤く染まり、夕日が海に沈む様子が見える。私は雨の日だったけど、ラッキーなことに夕日が見えました。この絶景は他のキャンプ場では味わえない。ソロキャンプに最適で、1日5組までしか受け入れてくれないから、プライベート感がある。風が強い日はキャンプを諦める必要があるけど、他の日は本当に快適。キャンプ場の隣にある撮影スポットで夕日を撮る人も多いみたいで、カメラを構える人を見たことがある。ただ、車は場内に入れず、リヤカーを使って荷物を運ぶ必要がある。でも、距離は短いから問題にならない。水回りは流しがあるだけなので、風呂やシャワーは使えない。でも、近くの温泉で入浴できるから、そこは文句なし。このキャンプ場の魅力は、絶景と便利さの両方を兼ね備えていること。日常の生活に近い場所にいながら、自然の景色を楽しめるのは本当に贅沢だ。ソロキャンプをしたい人には、ぜひ一度訪れてほしい場所だ。特に夕方の時間帯は、静かな海と空の景色が心を癒してくれる。また、地元のホタテを買って焼くと、味が違っていて、キャンプの楽しさが倍増する。この場所に来ると、日常のストレスがどこかに飛んでいく気がする。もし機会があれば、晴れた日にまた訪れたい。風が弱い日を選べば、夕日をもっと近くで見られるだろうし、自然の美しさを満喫できるはずだ。